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インターネット通販が爆発的に普及したのは携帯電話

日本でインターネット通販が誕生したのは1995年からという説が有力です。Windowsが発売されてインターネットが急速に普及したのを機に、大手家電量販店やメーカーが続々とネット通販に参入したといいます。また、ネット通販専門業者やネット通販専門のショッピングモールなども登場しました。ただし、この説には諸説あり、1993年や94年説を唱える人もいます。とはいえ、まだパソコンは高額な商品であったため、すべての家庭に普及するまでには至っていません。当時は一部のエリアしか配達できないなどまだ試行錯誤が続いていましたが、一気にネット通販が普及するに至ったきっかけは、携帯電話でネット通販を利用できるようになったことです。1999年2月に携帯電話で利用を開始したのを機に、爆発的に利用者が増加しました。パソコンよりも低価格でインターネットを利用できるとあって、多数の人がネット通販を試したといいます。玉石混交の時代であったため、トラブルも多数存在していました。しかし、徐々に法整備が整い、悪辣な業者は姿を消していったといいます。

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